前回ちらっと触れた「咬筋」「側頭筋」
今日はこの2つが凝ってしまう理由、エラが大きくなってしまう理由について解説します!
○まず軽くおさらい
まず、エラ張りって具体的にどこが「張ってる」のかおさらいしましょう!
エラ張りになってしまうのはアゴにある筋肉「咬筋(こうきん)」が凝り固まって大きく張ってしまっているからです
この「咬筋」をしっかりほぐすためには、咬筋そのものだけでなく、その上部の「側頭筋」までしっかりほぐしてあげなくてはいけません
もちろん、咬筋だけほぐして小さくなる人もいますが…
「私のエラはそんな生易しいもんじゃねぇ!!!」という人はいると思います😅
そんな方は、咬筋そのものだけでなく、その上の米神や側頭部までしっかりマッサージしましょう!
うまくマッサージできれば、ボトックスなんてやらなくても小さくなる方はたくさんいますよ👍
○どうして咬筋・側頭筋が硬くなっちゃうの?
理由は様々ですが、主な原因は「食いしばり」です
歯を食いしばってしまって、必要以上に咬筋・側頭筋が発達してしまった結果、これらの筋肉が硬くなってしまう(=エラが大きくなってしまう)のです
おせんべいなどの硬いものをしょっちゅう食べているという方はもちろんですが(おせんべいには罪はないんですけどね💦)、寝ている間に無意識にアゴに力が入っていたり、ぎしぎし歯ぎしりをしている方も、エラが大きくなりがちですね…
○どうして食いしばっちゃうの?
遺伝的なところもあるようですが、食いしばりの主な原因はストレスだと言われています
イライラしていたり緊張したりすると、体が萎縮してしまって筋肉が力んでしまうのです
これは食いしばりだけでなく、肩コリなどの原因にもなりやすいですね
歯の治療をしたことによって、肩コリや頭痛が解消されたというケースは実は多いんですよ!
また、寝ている間の食いしばり・歯ぎしりは、眠りが浅いときに起こるのだそうです
ストレスが溜まっていると眠りが浅くなりますよね…カフェインの取りすぎや、飲酒・喫煙なども睡眠を浅くする原因です
(繰り返しますが、おせんべいやカフェインやお酒やタバコには罪はないんですよ!何事も適量ならOK!)
○歯医者さんのマウスピースって効果ある?
これはよく小顔でいらっしゃった方からご質問をいただくのですが…
私の個人的な経験則の話にはなりますが、「歯を守るためには必要だけど、エラ張りに対してはほぼ効果はない」がベストアンサーです
私が以前、担当させていただいたお客様のなかで、左右非対称なエラ張りに悩んでいる方がいらっしゃいました
その方は左側の歯で噛む癖があって、左のエラが異常に大きくなってしまったことに悩んでいました
歯医者さんでも、やはり歯にかなり負担がかかっていると言われ…
マウスピースを試されたそうですが…
なんと1週間ほどで穴が空いて使えなくなってしまったそうです…😨
マウスピースって、決して安い買い物ではないのに…しかもすぐに買い直しができるものでもないらしく(保険適応外になるとか?聞いた話なので正確な情報じゃなくて申し訳ないです💦)、結局ムダになってしまったのだとか😭
そもそもマウスピースって「歯を守る」ための器具で、「食いしばりを改善する」ための器具ではないんです
なので当然、マウスピースをしても噛むときは噛んでます…
歯を噛んでいるかマウスピースを噛んでいるかの違いだけです💦
していることによって多少は噛まなくなったかな〜という方もいらっしゃるので、向き不向きの問題でもあるかと思いますが…
エラ張り改善においては、正直あまり意味はないのかな〜というのが、3年間いろいろなエラ張りさんを見てきた私の個人的な実感です
※これはあくまでエラ張りに関してのお話です!歯の保護のためにはマウスピースはもちろん必要ですよ!歯医者さんに勧められたらもちろんつけることをオススメします!!
○どうすれば改善できる?
まずはストレスを排除するのがいちばんです!
が…なかなか難しいですよね…😭
なので、まず睡眠の質を高めることから始めましょう
寝る前にストレッチをするとか、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるとか、睡眠リズムを整えるとか
また、コーヒーやお酒、タバコの量を見直すこともたいせつですね(…どれも難しいですけども!😂)
また、冒頭でもお伝えしたとおり、マッサージするのは意外と効果的です
「食いしばりをしなくなる」というわけではありませんが、筋肉がほぐれることで少し軽減される、という感じです
○当店での取り組み・実績
前回もお話しましたが、当店ではまずヘッドマッサージで側頭筋をほぐします
もちろん側頭部だけではなく、おでこや後頭部まで満遍なく指圧するので、頭全体が柔らかく軽くなってくれますよ!
そして、筋膜はがしで咬筋をほぐしていきます
筋膜とは全身を覆っている薄い膜組織で、これがヘンなふうにくっついてしまうと痛みやコリの原因になるんです
筋膜を適切な力加減で正しい方向に動かすことで、ゴリゴリと強い力でマッサージすることなく自然に咬筋が小さくなってくれます
ほかにも、耳の後ろ〜顎の付け根のラインはかなり念入りにほぐしていきます
ここは小顔のツボと呼ばれる「翳風(えいふう)」というツボがあります
翳風はむくみの解消や美白、リフトアップなどに効果があります
鍼灸では顔面神経麻痺にも効果を発揮するので、確かに「顔に効果があるツボ」であることがわかりますね
ほかにも耳鳴り、頭痛、頭皮の血流促進などにも効果がありますよ!
また、このあたりは胸鎖乳突筋(首筋の筋肉)の付け根でもあります
この図だとちょっとわかりづらいですが…耳の下のほうにくっついているんです
この筋肉もコリすぎるとアゴが痛くなる箇所だったりします
しっかりほぐしてあげると劇的にエラが小さくなるんですよ〜!首コリにも効果的👍
先ほどお話に出てきたマウスピース噛みきり事件のお客様も😂
今は随分とエラ張りが改善され、左右非対称だった顔もかなり対称になりました!
ご家族からも「お母さん、前は顔が曲がってたのに随分よくなってね〜!」と言われるそうですよ!
また、最近仕入れた情報だと、漢方で内側から改善をする術もあるのだとか!!
これは非常に興味深いです!!今後は中医学・東洋医学などを学んで、内側からのケアもお客様のサポートできるよう取り組んでいく所存です(`・ω・´)
○まとめ
・エラが大きくなる原因は「咬筋」「側頭筋」のコリ
・コリの大きな原因の一つは食いしばり
・マウスピースは歯を守るには効果はあるけど食いしばり自体はなくならない
・食いしばりを改善するにはストレスの解消、睡眠の質をあげる、しっかりマッサージする
・当店ではヘッドマッサージ、筋膜剥がし、ツボ押しでしっかりエラ張りケアできる!
小顔&整体サロン
「施術研究所-carelabo-」
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